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Shirakumo waterfall, in Nikkō
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高橋松亭(弘明)高橋松亭(弘明)

Shirakumo waterfall, in Nikkō

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白雲滝は日光の華厳渓谷にかかる滝で、明智平の展望台から華厳滝の隣に見える。かつては渓谷に遊歩道が通り、途中に茶屋があって、岩壁を登って白雲滝の観瀑台へ至る道もあった。その道はいま馬道発電所の許可がなければ入れない。

右下に題「日光白雲瀧」と朱の「松亭」印があり、筆の落款はない。版元は渡辺庄三郎。大田区立郷土博物館の図録(清水久男編、2005年)の218番にあたる。年代は売立記録が大正末から昭和初め(1924〜27年頃)、古物商の記録は大正10年頃、版画データベースは昭和5年頃とし、定まっていない。

松亭は伯父の松本楓湖に9歳頃から学び、明治39年(1906年)頃に渡辺と知り合った。大正10年に弘明と号を改めているが、この摺りは松亭の印である。大正12年の関東大震災で版木も摺りもすべて焼け、震災後に描き直しているため、渡辺版の年代は決めにくい。

Work Type
Print
Technique
木版多色刷/大短冊判
Year Created (image)
1924–1927
Dimensions
37.7 × 17.1 cm

Artist profile

高橋松亭(弘明)
高橋松亭(弘明)

高橋松亭(1871〜1945、本名・弘明)は、新版画の風景様式をいちはやく準備した絵師である。明治末、版元・渡邊庄三郎がまだ絵葉書と輸出版画を商っていた時代からの最初期の提携相手で、《雨の和泉橋》のような小判の抒情風景を大量に手がけた。 雪の川辺、雨の橋、夕暮れの帆——のちに巴水が大判で完成させる「昭和の郷愁」の型を、松亭は一回り小さな画面で先に描いていた。

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