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川瀬巴水十和田湖千丈幕(青森)
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左上に「大正八夏」の年記と巴水の署名、朱の円印。
「旅みやげ第一集」の一図。巴水は前年の大正7年(1918年)に塩原おかね路など塩原三部作で版画家として出発したばかりで、この第一集が旅を主題にした最初の揃物である。大正8年夏から翌年秋まで青森・宮城・千葉・石川・栃木を回って写生し、16図にまとめた。十和田湖は大正8年夏の写生。版元は渡辺庄三郎で、巴水はこの版元と組んで生涯の仕事をした。
Artist profile

川瀬巴水
川瀬巴水(1883〜1957)は、大正から昭和にかけて日本各地を旅し、その風景を木版画にした新版画の版画家である。東京・芝に生まれ、25歳ごろ鏑木清方に入門を願って「画家になるには年をとりすぎている」と断られたと伝わる。洋画の研究所に通ったのち、明治43年(1910年)、27歳で清方への入門を許された。「巴水」の号は清方が付けた。
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1950
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