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ピエロ・デラ・フランチェスカSaint Julian the Hospitaller
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ピエロの《聖ユリアヌス》は、サンセポルクロの旧サンタゴスティーノ聖堂で見つかった壁画の断片である。もとは全身像だったが、壁から剥がす際に手や脚、腰、片方の肩などが失われた。発見されたのは1954年だった。
救護者聖ユリアヌスは、宿を求める旅人の守護聖人である。「黄金伝説」によれば、ユリアヌスは両親を殺す運命を知り、その罪を避けようと家を出た。ところが、妻が寝台に休ませた両親を、妻と別の男だと思い込み、殺めてしまう。ピエロはこの騎士の聖人を、鎧姿ではなく、当時の優雅な衣服を着た人物として描いた。
ただし、この姿は、リミニの共同の守護聖人であるアナザルボスの聖ユリアヌスの図像ともよく似ている。サンセポルクロは1432年までリミニのマラテスタ家の領地で、ピエロ自身もリミニでシジスモンドのために働いていた。
- Work Type
- Painting
- Technique
- フレスコ(剥離、断片)
- Year Created
- 1454
- Dimensions
- 130 × 80 cm
Artist profile

ピエロ・デラ・フランチェスカ
ピエロ・デラ・フランチェスカは15世紀イタリアの画家で、数学の論文も書いた。アレッツォの《聖十字架伝説》では、人の顔や体を球や円筒の形で捉え、壁画に記念碑のような重みを与えている。 トスカーナの山間の町サンセポルクロに生まれた。生年には諸説があり、修業の詳しい経緯も分かっていない。
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