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歌川広重東海道五十三次(保永堂版) 13 沼津 黄昏図
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黄昏の狩野川沿い。大きな天狗の面を背負った金毘羅参りの巡礼と母子が歩く。空には満月が昇り、街道図としては珍しい静けさをまとう。
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歌川広重
雨、雪、夕靄——広重の画面には、いつも空気が満ちている。人はしばしば背を向け、傘の下に顔を隠し、宿場の辻を足早に通り過ぎる。名所を描きながら、その名所を主役にしなかったところに、この絵師の特異な眼があった。 歌川広重(1797〜1858)は、定火消同心・安藤源右衛門の子として、八代洲河岸の定火消屋敷に生まれた。
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