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月岡芳年奥州安達がはら ひとつ家の図
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奥州安達ヶ原の一つ家に住む鬼婆の伝説による。旅人を泊めては殺す老婆が、身重の女から胎児の生き胆を取ろうとする直前を描く。能の『黒塚』(『安達原』)や歌舞伎で知られた話で、芳年は殺す場面ではなく、その前の刃を研ぐ時間を選んだ。
明治18年(1885年)9月、松井栄吉の出版。芳年(1839〜1892)はこの年に「月百姿」を始めており、この図は明治の浮世絵師として第一人者になった時期の代表作の一つに数えられる。
- Work Type
- Technique
- 木版画(大判錦絵二枚続)
- Year Created (image)
- 1885
Artist profile

月岡芳年
月岡芳年(1839〜1892)は、芝居の残酷な場面を描いて「血みどろ絵師」と呼ばれた浮世絵師である。晩年には、月を題に歴史や物語を描いた「月百姿」や、「新形三十六怪撰」を手がけた。 江戸に生まれ、嘉永3年(1850年)、12歳で歌川国芳に弟子入りした。15歳で最初の挿絵と錦絵を発表する。
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