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山崎年信鹿児嶌紀聞 吉次越激戦篠原討死之談
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山崎年信が、西南戦争の吉次の戦いで篠原国幹が討たれた場面を描いた大判3枚続である。篠原は明治10年(1877年)3月4日、濃霧と雷雨のなかで陣頭指揮を執り、元部下が率いる部隊の兵に狙撃された。
画中で馬から落ちる人物には「旧陸軍少将篠原國幹」の札が付く。詞書は、官軍の銃弾が篠原の胸元を貫き、救援に来た西郷隆盛も味方をまとめて引き揚げたと語る。篠原の最期に続いて、薩軍の敗退までを伝えている。
題字は「鹿児嶌紀聞」、詞書の題は「吉次越激戦 篠原討死之談」。刊記には「画工 浅草駒形丁 山崎徳三郎」とあり、出版元は福田熊次郎、落款は「山崎年信画」となっている。
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷/大判三枚続
- Year Created (image)
- 1877
Artist profile

山崎年信
山崎年信は、西南戦争の錦絵や、坂本龍馬の物語を伝える新聞挿絵を描いた浮世絵師である。人物の姿勢を研究するため、写真屋でシャツ一枚になり、自分の姿を下絵の手本にした。 安政4年(1857年)、江戸の千住に生まれた。伝記を書いた島田筑波によれば、幼いころから武者絵が好きで、寺子屋でも手習草紙に絵ばかり描いていた。
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