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小林清親Sei Shonagon, from the series Ancient Patterns (Kodai moyo)
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清親が描いた清少納言の笠と薄布は、平安時代以降の女性の旅装束を写したものと読める。当時の女性は旅に市女笠をかぶり、縁から「虫の垂衣」と呼ぶ薄布を下げることがあった。シカゴ美術館の記録では、つばの広い旅用の笠と薄布と説明されている。
清少納言は、993年に一条天皇の中宮定子に仕えた歌人で、『枕草子』の作者である。画中の和歌は、シカゴ美術館の記録に清少納言の歌として掲載され、ヘンリー・D・スミスによる英訳が添えられている。
「古代模様」は大判三枚続の連作で、清少納言、紫式部、仏の3種があるとされる。この図の刊記には、明治29年(1896年)10月12日印刷、同月15日発行とある。印刷兼発行人は武川清吉で、大黒屋の版ではない。
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷/大判三枚続
- Year Created (image)
- 1896
- Dimensions
- 37.5 × 25 cm
Artist profile

小林清親
小林清親(1847〜1915)は、ガス灯や月明かりに照らされた明治の東京を描いた浮世絵師である。輪郭線をほとんど使わず、光と影を捉えた木版画は「光線画」と呼ばれる。 江戸本所御蔵屋敷に下級役人の子として生まれ、幕臣として伏見の戦いに参戦した。幕府が倒れると静岡へ移り、住居や職業を転々としたのち、明治7年(1874年)に上京して画業に専念した。
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