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小川芋銭Kappa
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頭の「皿」の水がなくなると、河童の力は衰えるという。小川芋銭の筆とされるこの河童図では、頭の輪がその皿、背中の区切りが甲羅にあたる。芋銭は若いころから河童の絵を多く描き、「芋銭のカッパか,カッパの芋銭か」といわれた。
河童を描く手がかりは、すぐそばにもあった。牛久沼のほとりに住んだ芋銭は、沼の伝説に興味をもち、河童を水辺の人々の暮らしに伝わる話と重ねて描いた。科学の見方が広まり、河童の存在が否定されつつあった時代に描き続けたことは、人の理解を超える自然を慈しむ姿勢の表れとも読める。
この画像には、元の作品の所蔵や制作年を示す記録が付いていない。
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- Painting
Artist profile

小川芋銭
詩人の野口雨情は、水戸の新聞記者に「河童は天下一品です」と教えられるまで、小川芋銭を俳人だと思っていた。芋銭は牛久沼のほとりに暮らし、「河童の芋銭」と呼ばれた日本画家である。 慶応4年(1868年)、江戸赤坂溜池の牛久藩邸に生まれた。父は藩の大目付だった。明治4年(1871年)の廃藩置県で一家は牛久に移り、農業を営んだ。 絵の出発点は洋画だった。
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