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アルベール・マルケ1909c - Vesuvio
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マルケが初めてイタリアへ行ったのは1908年で、ナポリで湾とヴェスヴィオを望む部屋を借りた。この絵は翌1909年に、その部屋から描かれている。同じ窓から描いたナポリ湾も1909年の作で、いまエルミタージュ美術館にある。本人はこの一連を「ナポリ」と呼び、1910年5月のドリュエ画廊の展覧会に出した。
二枚は別々の収集家の手に渡った。ヴェスヴィオはセルゲイ・シチューキン、ナポリ湾はイワン・モロゾフが買い、革命後にどちらも国有化されて国立新西洋美術館に入り、1948年にプーシキン美術館とエルミタージュへ分けられた。同じ窓から見えた景色が、いま別々の街にある。
マルケは港に強く惹かれ、いつも港へ直接面した宿か貸間を選んだ。ヴェスヴィオには実際に登っている。1917年にはジョルジュ・プティ画廊の慈善展でクロード・モネがナポリ港を買い、マティスとともにジヴェルニーへ招いた。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1909
- Dimensions
- 61 × 80 cm
Artist profile

アルベール・マルケ
アルベール・マルケ(本名ピエール=アルベール・マルケ)は1875年、フランスのボルドーに生まれた。1890年にパリの装飾美術学校へ進み、1892年からは国立美術学校でギュスターヴ・モローに学ぶ。同じ画室にいたアンリ・マティスとは一時期部屋をともにし、生涯の友となった。
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