ポ
ポール・ジャクレー
Paul Jacoulet
0 Artworks·7/7/2026
ポール・ジャクレーは1896年パリ生まれ、1899年に3歳で来日し、日本で生涯の大半を過ごしたフランス人の新版画家・浮世絵師である。少年期から黒田清輝や久米桂一郎にデッサンと油絵を学び、さらに池田輝方・池田蕉園に師事して日本画を習得、「若礼」と号した。
美術史学者・藤懸静也の勧めで版画制作を始め、1933年にジャクレー版画研究所を設立、翌年から精緻な多色木版画の出版を開始した。ミクロネシアや朝鮮、中国など東アジア・南洋の人々の風俗を繊細かつ華麗な色彩で描いた作品で知られ、雲母摺りや空摺りなど高度な摺り技法を駆使した点に特徴がある。
1960年に軽井沢で没し、西洋人の視点と新版画の伝統を融合させた異色の作家として美術史に位置づけられる。
No artworks found